2024/11/19

シリコンラバーヒーター 資料ページ

シリコンラバーヒーターの資料ページです。ぜひご参考にして下さい。

シリコンラバーヒーターの構造

シリコンラバーヒーターの構造を簡単にご説明します。
厚さ約0.8mmのシリコンゴムシート2枚で発熱線を挟んだシンプルな構造のヒーターです。完成したヒーター全体の厚さは約1.5mm、電源の供給部分は電線の太さにもよりますが、6mm程度になります。(太い電線を使用する場合は少し太くなります)
電源用電線などの仕様により多少異なりますが、100mm×100mmの角型シリコンラバーヒーターで約45グラム程度の軽さです。

シリコンラバーヒーターの電力密度について

シリコンラバーヒーターを設計する際には、【電力密度】が重要な要素になります。1平方センチメートルに何ワットの容量を入れるかで、ヒーター表面温度が変化します。ワットを多く設定すれば温度上昇のカーブが垂直に近くなり、高温になります。より多くの熱量を必要とする場合には高ワットのヒーターが必要です。但し、シリコンラバーヒーターは絶縁材シリコンゴムですので、200℃以上でのご使用の場合は製品寿命を短くします。そのため0.6W~0.8W/㎠の電力密度の電気容量を推奨いたします。(100mm×100mmで60W~80W)

電力密度(ワット密度)の変化によるラバーヒーター表面温度
電力密度(ワット密度)の変化によるラバーヒーター表面温度
環境負荷物質への対応

サントレーディングのシリコンラバーヒーターは環境負荷物質へ対応しています。ヒーターを構成する部品は、EU RoHS、REACHに対応したメーカー製品を使用していますので、環境負荷物質調査も迅速に対応します。

シリコンラバーヒーターご使用時の注意点

シリコンラバーヒーターは薄い面状のヒーターですので、他のヒーターに比べて加熱したい物により密着させて使用することができます。その反面、部分的に密着が甘く、被加熱物から少しでもヒーターが浮いてしまう箇所があると、その部分だけが温度が上昇してしまいます。温度上昇した箇所のシリコンゴムが耐熱温度を超えてしまい、不具合発生につながります。不具合を起こさないために、シリコンラバーヒーターは必ず被加熱物に密着させてご使用ください。

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